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瀬戸焼の窯元「三峰園窯」

瀬戸焼の産地は、愛知県の尾張北東部に位置している瀬戸市窯元町です。
今回はアセミコの瀬戸焼カップを作っている窯元「三峰園窯」を訪ねました。

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三峰園窯は瀬戸の街中をぬけ、伝統的な窯元が軒を連ねる赤津地区にあります。山に囲まれ、良質な陶土に恵まれたこの地で六代続く三峰園窯では、ひとつひとつの工程と受け継がれてきた技法を大切に、すべての器を手づくりしています。

庭先にある先代が残した大きな壺や灯籠が、三峰園窯の歴史を知らせてくれます。

創業は明治から。三峰園窯六代目の加藤達伸さん。

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ショールームで伺える作品から、加藤さんのものづくりに対するこだわりや人柄が伝わってきます。

二種類の性質の異なる粘土を混ぜ合わせることで、独特の存在感を持った作品を生み出します。

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大きな桶には作品で使用する粘土を保管。先代から受け継いだ攪拌機(かくはんき)は、壊れてもまた修理して使い続けているといいます。

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あぐらをかいて作業する昔ながらのスタイルで一つ一つ丁寧に作品を生み出していく加藤さん。

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釉薬を用いて作品に色を着けます。どんぐりの笠から取った栃渋を使用する透明の釉薬は瀬戸焼独特のひび割れを生み出します。

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伝統や先代の思いを大切にしながらも、独特の存在感を放つ加藤さんの作る瀬戸焼は見るものを魅了します。

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