The Making of

備前焼

備前焼の制作には長い時間がかかります。釜に火を入れた後は、1〜2週間は燃やし続ける必要があり、この間は数分ごとに新しい薪を

入れなければなりません。これは本当に労力のかかる作業なので、職人が火入れをするのは年に1・2回です。

焼く作業に入るまでの準備として安藤さんはまず複数の場所からとった土を砕いて、このみの粘土になるまでま水と混ぜ合わせます。

​そして水切りをしたらやっと形を作れる粘土が出来上がります。

ろくろで安藤さんは形を作り、その後乾燥させた物を藁と一緒に積み重ねていきます。

窯に作品を並べて行くのはとても重要な作業となります。作品とともに藁または松材を燃やすことで、

赤褐色の色が現れ、周りを覆う炭はより滑らかな仕上がりを生みます。

​一週間窯を焚くには大量のマキが必要なので、それぞれ窯の場所によって必要なサイズに準備されます。

ようやく窯に火を入れ、備前焼に必要な高温度を達するためには数日かかります。

一週間の火入れが終わったら、数日感窯を冷やし、やっと結果が確認できます。

湯のみは全て水漏れにチェックされます。

​備前焼の荒い表面を少し手作業で仕上げ、作品が完成します。